カピバラの備忘録

アニメと音楽と読書など。少し自分の考えをまとめて見たい気分になりました

「徒然チルドレン」 7話 全部熱のせい 感想


  最近お兄ちゃんがニヤニヤしてる
  多分…女だ

  お兄ちゃんをたぶらかす悪女め…、懲らしめてくれるわ!

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  ほたるちゃんね!

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  あのこと? なにか怒らせることしたのかな。まあこの女ならありそう

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  求める? なにを? ノートでも借りたのかな?
  良くわかんないけど、とりあえずキレとこう

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  初めて? なにが?
  お兄ちゃんから求めてこの女に初めてだったこと?

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ほたる「あっ!もしかして!」

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  やっぱり、わかってないのね。

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ほたる「ほーらやっぱり! こないだ帰りが遅いと思ったらこの女と」

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ほたる「はぁぁぁぁぁ?」
  寝たって…、お昼寝でもしたのかな?
  デートで昼寝って…、お兄ちゃん変わってるな

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  そういうことかぁぁぁぁぁ!

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  で、でででで…でも! 子どもってそういうことしないと出来ないし…
  お兄ちゃんに限ってそんな…

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  古谷君としか寝・て・な・い・わ

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「う、嘘だ…、こんなの! まだ高校生なのに…」

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古屋「あれ?ほたる、人の部屋で何やってんの?」
ほたる「お母さぁぁん! お兄ちゃんが子どもつくったぁぁぁぁぁぁ!」
古屋「ほたる!!」

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家族会議決定(笑)
高木生徒会長に劣らない手練れの皆川さん。
古屋君、結局はまんざらでもないわけだ。付き合うって返事はしてないけど。

聞かせてよ


  クラスの女子と付き合うことにした
  付き合ってみると大切にしたいという気になってくる
  だが…どうして良いかわからん

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上根「剛田くんの気持ちは解ってるつもりなんだけど…ハッキリ言って欲しいな~って」
上根「私のこと…好きって」

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上根「ゴメンね、めんどくさいよね…こういうの」

上根「だって…自分でもバカみたいって思うけど、言って欲しいんだもん」

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剛田「わかった、上根。すまなかったな…、確かに今まであまり気持ちを口に出さなかったかも知れない。これからもっと気を付けよう」

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上根「…いや、これからじゃなくてね」
剛田「ん? 俺、なにか勘違いしてるか?」

f:id:capibara-ac:20170817165752p:plain「上根! なにかして欲しいことはあるか?」

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上根「えーっと…。えーっと…」

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剛田「今度一緒にどこか行くか。こういう言い方はむずかゆいが、初デートということで」
上根「違うの! デートに行きたい訳じゃないの!」

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上根「いま剛田くんの口から「好き」って言って欲しいだけなの!」

f:id:capibara-ac:20170817170125p:plain五剛田「何故だ!?」

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剛田「だって剛田くん、まだ一度も言ってくれてないでしょ」
上根「そ、そうだったか…?」
剛田「デートも嬉しいけど、それでも言葉で聞きたいの」

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上根「でも…、もう良い」「だってこれじゃあ…、ただ言わせてるだけだから。ゴメンね。なんか…、めんどくさいこと言っちゃって」

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上根「ところでさっきのデートの話どうし…」

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剛田「好きだ上根。上根…、俺はお前が好きだっ!」

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剛田「今更なにを言っても言わされた感じになるが…、好きだっ!」

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剛田「本当に! 心の底から好きだ! 好きだっ!」

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剛田「すまない…、もっと早く言うべきだった。俺が鈍いせいで…」

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剛田「お、どうした? 真っ赤だぞ! 怒ってるのか?」

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剛田君はあいかわらず鈍い? でも何となく上手くいっているふたり。
上根さんは欲求が止まらなくなりそうで、ちょっと怖いかも。


アドバイス


  メールの行き違いで気まずいことになった

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  絶対まずいよこれ…
  あの後のメール読んでくれたかな…、もう一回送ろうかな
  いや! メールに頼らず直接言うべきだよな…
  でも話聞いてくれねえし…、どうしたら


香取「わりっ! つい気になっちゃって」
高瀬「気になったって…、何がですか?」
香取「んー。俺バカだから上手く言えねーけど、いまの君、昔の俺にそっくりだったからさっ」

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  なんだこの人…どこかで会ったことあるっけ?

香取「女だろ?見ればわかるぜっ」

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  ズキュン

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香取「言ったろ、君は俺に似てるって。俺も散々女を泣かせてきたからサ☆」
高瀬「いや…、俺そんなに泣かせてないです…」
香取「でも泣かせたんだろ? 一番泣かせちゃいけない奴を」

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  ズキューン

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  この人に相談したらもしかして…


香取「もしかして俺のこと…、恋愛マスターだと思ってる?」「アタリ」

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香取「君を見てると思い出すよ。雨に濡れて震えてた自分のことをさ」

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高瀬「じゃあどうしたら…、向こうは俺と話もしてくれないのに」
香取「わっかんねっ! 俺バカだから全然わっかんねっ!」

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香取「今すぐ走ってって、そいつを抱きしめてやるくらいしか、俺にはわっかんねっ」

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  ドッキューン

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高瀬「なんか…、そう言われたらそんな気がします!」
香取「じゃあこんなとこでグズグズしてる暇、ないんじゃない?」

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高瀬「あの! 色々アドバイスしてくれて…、ありがとうございます」
香取「アドバイス? なにそれ? 俺はただ、自分の話をしただけだぜ。恋愛マスターなんて呼ばれてるバカ野郎の話をさっ」

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高瀬「先輩…」

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香取「ほら、さっさと行ってやれよ。彼女帰っちまうぜ」
高瀬「は、はい!」

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高瀬「あ、そうだ!最後に先輩の名前を…」

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高瀬「せ、先輩っっっっっっ!」

  See you!

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女の子だけじゃなく男までハートを打ち抜く恋愛マスター(笑)
最初はウザい人だったけど、いまでは…
やっぱりウザいけどね。


全部熱のせい


  最近なんだかボーっとする
  授業中も気付いたら変なとこ見てるし…
  あと少し…胸も苦しい

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吉永「ちーちゃん、大丈夫? 最近変だよ。具合でも悪いの?」
高野「…多分、風邪」

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  何故だかわからないけど、菅原くんのことが頭を過ぎる。
  こんなの初めて…本当に風邪なのかな?

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高野「失礼します」
  あ…、動悸強くなってきた、風邪だわ

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菅原「高野…。どうしたの」
高野「うん、なんか熱っぽくて。菅原君はケガ?」
菅原「部活でちょっと…」
高野「保険の先生は…」
菅原「さっきどっか行ったけど…」
高野「そうなんだ…」
菅原「おう…」

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高野「あ、あのサッカー部大丈夫?」
菅原「あ、うん。まあ」

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  なに言ってるんだろ、私…これじゃ全然会話続かないよ。
  頭もボーっとするし、もっと話題考えなきゃ

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菅原「なあ高野。熱かなんか測りに来たんじゃないの?」

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高野「そうだった…、やっぱり熱あるのかも」

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菅原「だ、大丈夫かよ…、じゃあ俺、部活戻るから」
高野「あ、待って」
菅原「え…、なに?」

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高野「…わかんない」「あ、違うの。体温計の場所、わかんなくて…」

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菅原「ああ、なんだよ。ビックリした」「真っ赤な顔で言われるから、ちょっとドキッとしたじゃん」

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高野「…嘘、私そんなに顔赤い?」
菅原「まあいつもに比べたらね」
高野「…でもそういうわけじゃ」

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菅原「わかってるって。高野は恋とかしないもんな…」

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菅原「それ、最新式だから5秒で測れるらしいよ。熱ないと良いな」

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  でも…熱がなかったらどうしよう

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  もし熱がなかったら…

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  これってなんなの…… 

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  平熱…

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高野「やっぱりちょっと熱があるみたい」

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菅原「マジで! 早く帰った方が良いよ」「あ…じゃあ俺、部活行くから。お大事にな!」

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高野「ありがとう…」

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  熱じゃないなら…。なんなんだろう?

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あぁ、もどかしくて死にそう…

高野さんと菅原くんの組み合わせは見ていてつらい。
ようやく「好き」って気持ちに気がつきそうなのに、菅原くんは半ば諦め。

あぁぁ!それが恋なんだと画面に向かって叫びたい!

 

 

「徒然チルドレン」 6話 俺たちに女はいらない 感想

独裁

「赤木、お前なんで私と付き合ったんだよ」
「亮子ちゃん。赤木じゃなくて まーくん でしょっ」

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「それマジでやんのかよ」
「ちゃんと呼んでくれなきゃ、質問には答えない」
「…まーく んっ!」

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「もう! いま真面目な話してんだろ!」
「するってわかってたクセに」


「お前は私のどこが良くて付き合ってんだよ!」
「んー、どこかなあ」

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「だから今、真面目な話してんだろ!」
「するってわかってたクセに」


「亮子ちゃんの良いところ? 顔かな?」
「はぁ!? じゃあ性格とかどうでも良いんじゃん!」
「でも亮子ちゃんの顔、可愛いよ」
「お前、私の中身とか見てねーのかよ!」
「だって亮子ちゃん可愛いから」
「可愛いよ、亮子ちゃん」
「ああー。もう、うるせーな!」

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「じゃあ…、私より可愛い女が居たらそっちを取んのかよ」
「まあ可能性は」


「死ねっ!」
「拗ねないでよ。他にも良いところ一杯あるよ。胸とか」

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「顔とか胸とかそんなんばっかり! 私の中身なんて見てねーんだな!」
「もう…、そんなこと言ってないでしょ。亮子ちゃんのこと、ちゃんと内面まで見てるつもりだよ」


「…じゃあ私の良い所は?」
「ないよ」
「ないって…、ひとつも?」


「ないね。自分でも言ってるように短気で粗暴だし」
「悪かったな…、どうせ私は」

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「そうやってすぐ拗ねるところもめんどくさいよね」
「もう! じゃあもう別れれば良いだろ!」

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「またそういうことを言う。確かに悪いところはいっぱいあるけど」
「うるせー! もうなんにも聞きたくない!」

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「でも好きだよ」
「ど、どうせ胸が好きとか言うんだろ?」

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「亮子ちゃんの性格だって好きだよ」
「短気なところも、粗暴なところも全部込みで、僕は亮子ちゃんにゾッコン・LOVE」

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「嬉しかったら喜んで良いんだよ?」
「うっせーな!」
「でも本当だよ。可愛くてつい苛めたくなっちゃうけど」
「じゃあもう一回…、好きって言って」

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「ん? 大好きじゃなくて良いのかい?」

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「じゃあ大好きって言って!」
「言って下さい、でしょ?」
「…言って下さい」

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「まーくんは?」
「もー、さっさと言えよ」

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「亮子…。愛してる」

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「Zokkon命(ゾッコン・ラブ)」byシブがき隊♫(笑)

亮子ちゃん、もう完全に落ちている。
ほとんどペットのしつけ状態になってる。しかし回が進むごとに亮子ちゃんが可愛くなってるぞ。

Xファイル

  こないだ彼と良い雰囲気になった
  でも未遂に終わった
  それから何となくお互いに積極的になれないというか…その手のことを避けてる


「大丈夫! 俺もノリでやるから、香奈もノリでついてきて」
「FBIだ! 両手を頭の後ろにー!」
「ま、待ってくれ!』
「目を閉じろ! 抵抗するな!」
「バカめ! 油断したなぁぁぁ!」
「……」

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「ふふ、お主も悪よのう」
「お代官様こそ…」
  もしかしてキスしようとした?

チラッ

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「今度は香奈がFBIだから」
「え、えーと頑張る」
  仮にだよ? 仮にキスしようとしたとして、この流れじゃもう…
「キャァァァァァ」

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「近付くな! 近付くと撃つぞ バーン バーン」
「うわぁぁぁぁぁ!」

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  マジで…!

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「…って言う感じで」
「あー、アレだな。このネタ、オチがないな…、もう少し、何か考えないと…」
「…あのさ! 帰ろっか」
「うん…」

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このふたりの関係が一番難しいかも。
ネタ仕込んでいる場合じゃないんだけどね。

俺たちに女はいらない

「映画が好きって聞いたから、もしよかったら…」
「え、別に良いけど…」
「じゃあ明日! 映画館で!」

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「山根殿〜! テストどうでありましたか?」
「あーっ、さては明日のことを考えてたでありますな?」
「あ、明日? な、なんのことだかさっぱり…」

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「明日は我輩と映画を観に行く約束でしょ?」
「実は我輩も楽しみでテストどころではなかったでありますよ、ははは」
「その約束、明日だったっけ?」

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「おや、忘れてたでありますか? 「マジックしんちゃん」を観る約束でしょ」
「そ、それってさ…、明後日じゃダメ? 実はほかの…」
「んっっー? もしや…、怨那じゃありますまいなあ?」

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「ふぁっふぁっふぁ、冗談でありますよ。山根殿が怨那などと」

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「だだだっ、だよね〜! もちろん僕も女子なんて嫌いだよ? 今回も男友だちに誘われて…」
「おや、吾輩の他に友だちが居たのでありますか?」
「ちゅっ、中学の時の友だちがね? たまには会おうってメールが来て…」
「なんと、そうでありましたか! ならばこの本山友道、先約を譲るであります」
「我輩たちは常に鼻つまみ者。ゆえに友との絆は何よりの宝。こんど我輩にも紹介してくれであります」

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「本山くぅん!」
  なんて良い奴なんだ…、本山くん! それなのに…、僕は…
  それなのに僕は嘘をついてまで女の子と…


じゃあ明日! 映画館で!

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  こんなクズに…女は要らない

「ごめん本山くん。僕は嘘を吐いている、友達なんて居ないんだ! 電話帳も君と親の番号だし本当は…」

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「山根殿! 恥ずかしい事実を良く言ってくれたであります。我輩、初めて心の友が出来たであります!」

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「明日は山根殿は用事をこなすでありますよ。我輩にわざわざ隠すこと、ならば深くは聞かないでありますよ」
「良いんだ、友だちだもん、全部話すよ。と言っても、ただの知り合いの女の子に映画に誘われただけなんだけどね」

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「はぁぁぁぁ!?」
「実は前にご飯を食べた事がある人なんだけど、その時は全然話も盛り上がらなかったし、なんでまた誘われたのか…」


「ひぃぁぁぁぁぁ!」
「我輩に嘘まで吐いて隠そうとしたことが…怨那のことでありますと!?」

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「ご、ごめんよ本山くん! でも明日は君と…」
「そこは彼女を取るべきでありましょうが! がっ! がっ…、がっ…」

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「へっ…」
「もちろん我輩は怨那が憎い…! 汚物を見るようなあの目を右から左へ目潰ししたいくらいであります!」
「しかしながら! 山根殿のような醜男に声を掛けるような清き乙女にどうして文句を付けましょうか!」
「我輩は…、我輩わぁぁぁ!」

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「もし良ければ本山くんも来ない? 向こうも多分、友達連れて来るし、女子がイヤじゃなければ…」
「山根殿の友人なら大丈夫であります!」

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本山君、ホントにいい人なんだよね。でもそこは二人っきりにしてあげて。

恋愛マスター


「あっれー?」
「だれっ!?」
「悪いけど女の子を見下しながら話す趣味、ないんだよね」


  何この人…なんで木の上に?

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「出ておいで、子猫ちゃん」
「ニャー」

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「降りられなくなった子猫を助けてたんですか?」
「なーに、ちょっと木に登りたかっただけさ。で、何悩んでんの?」
「やっぱり聞いてたんですか?」
「いや? ただ君があの猫と同じ困った目をしていたからさ」(キラッ)

f:id:capibara-ac:20170817140729p:plain「にゃぁん…!」

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  なんなのこの人。人のこと可愛い子猫ちゃんだなんて…

「もしかして俺のこと…、恋愛マスターだって思ってる? 正解っ」(キラッ)
「そっ、そこまでは」

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「恋愛マスター? カッコイイと思ってるんですか?」
「まさか…、カッコイイわけ無いだろ? 女の子を笑わせた数より…、泣かせた数の方が多い男なんてさッ」(キラッ)

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「やっべっ、俺なんかが恋愛マスターを名乗ったら恋愛の神様に怒られちまう、やっべっ」(キラッ)

「カッコいいいいい!」「なに? この気持ち。私この人のこと…」

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f:id:capibara-ac:20170817141222p:plain
「あなたは…、あたしの王子様ですか?」
「ウィ」(キラッ)

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f:id:capibara-ac:20170817141330p:plain
「じゃあ私とー」
「それはダメだよ子猫ちゃん。俺はみんなの王子様だからさ」
「俺に惚れたら…、ヤケドするゼ」(キラッ)

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「…それでも良いっ!」
「残像だ…、残像だ…」

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「あきらめな子猫ちゃん。誰も…、俺を…、縛れない」

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「それなら! さぁ! さっきの子猫みたいに私を助けて下さい!」
「にゃぁぁぁぁ! 助けてにゃぁぁぁ!」

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「ふっ、困った子猫ちゃんだ」


「あっ!」

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「血っ、血が…!」
「大丈夫…、昼に食べたナポリタンさ」

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「ごめんなさい…、私がバカなことしたから!」
「バカなこと?なんのことかな」
「困った子猫を助けるのが王子様の仕事サ」(キラッ)

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ズキュン

「好き!」「最後に…、最後にお名前を」

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「香取慎一、A・BA・YO」(キラッ)

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「香取せんぱぁぁぁぁぃ!」

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最初はウザいだけだったのに…。
この人の話無くてもいいと思っていたのに…。
ズキュン。と打ち抜かれてしまった(笑)

物語も半分が終了。

一番心配なのは香奈ちゃんと千秋君。
早く両想いになって欲しいのは菅原君と高野さん。
デレが楽しみなのは高木君と梶さん。
あと山根君はいつ栗原さんの気持ちに向き合うのか…

本山君も幸せになれますように

「徒然チルドレン」 5話 遠くから君を見ている 感想

Re:

神田  好きな人に告白するって決めた。今日するって決めた…メールで

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  好きです。ううううう…、無理  やばい…、にやける

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  告白するにも流れが必要だよね

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  返信来ねえ…俺、変なこと聞いたかな?


  もう告白しても良いかな? でもやっぱりメールって…、って! 
  いま言わなくていつ言うの?
  でも、もし振られたら…って、ああもう!

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  ていうかこの流れ…。俺から告白して良いのかな? 
  いや、するにしてもメールって…

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  高瀬が好きです。付き合ってください

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  振られてもいいから嫌われませんように!
  振られてもいいから嫌われませんように!

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  言っていいのかな…、でもメールってなあ…
  いやここは大丈夫な流れができてるけど…

 

  僕は神田さんが好きです。彼女になってください

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  え? え? え?
  なんか返信早くない?向こうも同時に何か送ったのかな? あれ…

 

  もう寝た? 寝落ち? さっきの話だけど、俺好きな人が居るんだ。
  明日学校で教えるからさ、放課後ちょっと残ってよ。

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  (最低だよなー…最低だよなー…最低だよなー…)

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  え…、ぇぇぇぇ…f:id:capibara-ac:20170808145548p:plain

 

なんて間がわるい…(笑)タイミングとか流れとか考えすぎ。
でも振られるの怖いし、ダメージでかいし。

「振られても嫌われませんように…」その気持ち凄くわかる。

ちょっとずつ近づいている組み合わせもあるのに、このふたりはちょっとずつ離れている? このあとどんな顔して会えばいいんだろう…

幼なじみ

加賀  幼馴染の七瀬はいつも不機嫌な顔をしている
七瀬  そういう顔なんだよ

笹原「良くやった加賀くん! こんな可愛い新入部員を連れてくるなんて!」

加賀「いや別に…」
笹原「さすが次期部長! ささっ、肩をお揉みしましょう」

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加賀「ちょっ、笹原先輩! いいですよ~」
七瀬「笹原先輩。私、元々星に興味があっただけで、加賀に誘われたからじゃありません」

笹原「あれっ? そうなの? 仲良さそうだからてっきり付き合って…」
加賀「違います! 僕と七瀬は単に家が近いだけです。幼馴染というとすぐこれだ。僕は七瀬のこと何とも思ってませんから」

七瀬「私も何とも思ってません。それに加賀、他に好きな人が居るみたいですよ」
笹原「えー! そうなの、加賀くん?」
加賀「いませんよ、そんなの!」
笹原「そうかなあ? 見てれば大体わかるけど…。当ててあげよっか? ん〜」

 


  「笹原っ! 坂本先生が呼んでるって~」
笹原「あ~ん! いいとこだったのに。あとで続き聞かせてね~」


七瀬「やっぱ笹原先輩なんだ。加賀が星なんかに興味持つなんてあり得ないし。先輩目当てでしょ」
加賀「だから違うって! 大体七瀬には関係ないだろ。なんでそんなことばかり聞くんだよ」

七瀬「早くふられて欲しいから」
加賀「なんでだよ! 僕、なんかした?」
七瀬「中学に入ってから私のこと無視するようになった。周りにからかわれるからってさ」
加賀「だって七瀬もイヤだろ? 変に仲いいとか思われたら」
七瀬「私と仲いいと思われたらイヤなんだ」

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加賀「はっ!? そりゃイヤだよ」
七瀬「ああ、そうですか。 私と噂されたらイヤですか!」

加賀「なんだよ! こっちは七瀬のために気を使ったんだろ」
七瀬「何が七瀬のためよ! 急に私のこと無視してさ!」

加賀「七瀬だって僕のこと嫌ってたじゃないか」
七瀬「先に嫌ったのは加賀の方だった」

加賀「どっちでも良いだろ。お互い嫌いなんだから!」
七瀬「嫌いだったら同じ学校なんか通わないよ!」

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加賀「はっ、はあ? 何いってんのかわかんないんだけど」

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七瀬「バカ加賀! まだわかんないの!? 他の子とは普通に話すのに。私だけ無視してさ」
加賀「そうじゃなくて…」

七瀬「それでも他人には無関心だから、誰にも興味なんか持たないと思ってたのに…」
加賀「もう…わかったよ。ごめん、僕が悪かった。七瀬の気持ち考えてなかったよ」

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加賀「ずっと僕のこと心配してくれてたんでしょ」

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加賀「その…、つまり…、幼馴染だから」

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七瀬「幼馴染だから何? 何も解ってないじゃん! 本当にそれだけでこんなに加賀のこと…」
加賀「えっ、だって…、嫌いじゃないってさっき」
七瀬「大っ嫌いだよ!!」

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加賀「けっ、結局嫌いなのかよ! じゃあ天文部に入ったのも結局嫌がらせ…」

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笹原「おまたせー! さあ、加賀くんの好きな子が誰か〜」

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笹原「…ゴメン」

なんて間がわるい(笑)笹原さんは取り繕いかたが微妙だからねぇ。
こんな時、先輩がいればよかったのに…

遠くから君を見ている

上根  好きな人に告白して、付き合うようになった。
    でも…、それから何だか、ぎこちなくなった。

  やっぱり…付き合うのイヤだったのかな? 気を使わせてるだけなのかな? ううん、剛田くんは優しいだけだよ。今までだってずっとそう…

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  いま…、避けられたのかな? 避けられたよね? 部活で汗かいてるの気にしてるとか? そうかな…、そうだよね。別に私を避けたんじゃ…

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剛田「上根。こういうのもうやめないか?」
「…すまない。もっと前から言うべきだったのに。人と付き合うの初めてだし、こういうものなのかと。でも俺、考えたんだ。このままじゃダメだ。だからもう上根も楽になってくれ」

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上根「…わかった」
剛田「すまない。こういう風に言うもんじゃないんだろうが…」
上根「ううん。言ってくれてありがとう…。付き合ってくれてありがとう」

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剛田「すまん! 泣かす気はなかったんだ」
上根「ううん。前みたいに戻れるかな?」
剛田「そうだな…でも、全く一緒じゃ…。今度から手でも繋いでみるか。恋人なんだしな」

  …どういう意味?

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剛田「うぉっ! すまん! まだ早かったか?」
上根「違くて…。いま別れようって…」
剛田「別れる? そんなことは言ってない。お互い意識して固くなるのはやめて、もう少し楽になろうって…。もしかして意識してたの俺だけか? すまん! 勘違いして!」

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剛田「いや、なんだ…、付きあったからって急に彼氏のように振る舞うのはおかしいと思ってな。それであの…、なるべく普段と同じようにしてたつもりなんだが、それもそっけないだろ?」「だから一応、帰りの心配とかもしてたんだけど…、余計だったか?」

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上根「じゃあ…、さっき私が近づいた時、なんで避けたの?」

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剛田「それは…、部活で汗かいてたから…。いや、本当は照れるからだ」

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「うぉっ?」

剛田君はいつも言葉が足りない。ひと言、先に付け加えるだけで泣かせることも無いのに。上根さんは大人しめに見えて結構大胆。

幼なじみ (続き)

七瀬  私…、ほんとバカ。ほんとバカ

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さつき「ゴメン! 私、何も見てないから!」
「違います! 今のは七瀬が…」
  最悪だ…ホント最悪だ

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母「優樹、ちょっと七瀬さん家にりんご持ってってよ」
「やだよ。母さん自分で行きなよ」
母「何イヤがってんのよ? 薫ちゃんとケンカしたの?」
「そうじゃないけど…、なんか僕、嫌われてるし」
母「はあ? 薫ちゃん、アンタのこと好きでしょ」

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加賀「えっ?」
母「…あ、これまだ秘密だった? ごめん、無し無し。忘れて」

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「あ、あの…」

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ここで終わりかよ(笑)七瀬ちゃんが自分を好きなことに気がついた加賀君。
赤くなるふたりを見ているとキュンキュンします(笑)

七瀬ちゃん、報われるといいけどなぁ。

しかし毎回見るたびに悶えてます。3回は見返しているし…。
結局みんなリア充だからな、もう爆発しやがれ(笑)

「徒然チルドレン」1話から4話の振り返り 感想

自分の気持ちを言葉で伝えるというのは「もどかしい」もの。


関係が上手くいっている時は良いけれど「口が滑って」ケンカになることもあれば「言葉足らず」で誤解を招くこともある。
気落ちして何も言葉が出ないときもあるし、激高して思ってもいない言葉を相手にぶつけてしまうこともある。

言葉というのはコミュニケーションツールとして不完全・不安定なものかもしれません。

でも登場人物たちは言葉で好きな人に自分の気持ちを伝えようと四苦八苦します。さらに照れとか意地とか見栄とか強がりとか…、感情にも左右されて素直になれなかったりする。

本当は両想いなのに、お互いに告白できずにいる高瀬×神田

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伝わりすぎてどうしても夫婦漫才になってしまう千秋×香奈

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相手の本気度に困惑してしまう古屋×皆川と赤木×梶

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冗談で済ませる癖で、本気の好きが伝えられない笹原×湯川先輩

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大人しいけど懸命に好きを伝えようとする上根×剛田

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自分に自信が無いために相手の告白を遮ってしまう山根×栗原

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そして高野さんに「いいひと」としか認識してもらえない菅原君。どうしても気持ちが伝わらず、諦めの笑顔が寂しい…
でも回を追うごとに髙野さんの意識も少しずつ変わり始めている。

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人と人が完全にわかり合えることなんて無いのかも知れないけれど、だからこそ相手を思いやり、優しくなれる。ついそんな気持ちにさせられる物語です。

しかし当たり前だけど登場人物たちが全ていい人なんですよね。まだ高校生なのにみんな人間が出来ている(笑)

この頃の「付き合う」って純粋に相手のことを「好き」という気持ち以上に同性の友人の評価を気にすると思います。
「えーっ、あんなのどこが一体良いの」なんて言い出す人がひとりもいない。
あとブスとかデブとかオタクとかネクラとかキモイとかね(笑)

徒然チルドレン」は優しいフィクションの世界のお話しだけど、たくさんの人がこの物語を好きになって優しい現実世界が広がるといいな、なんて思います。

 

 

「徒然チルドレン」 4話 ラブコメディ 感想

ブコメディ

スタートから彼女にエロ本バレ。しかも洋物(笑)

香奈「そんなにしたければ…、すればいいじゃない!」

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千秋「か、香奈さん?  女の子が急に肌を晒すものではなくってよ!」
香奈「うっさいバカ千秋! 私だって別にただキスがしたいとかじゃなくて、なんていうかその…、もっと一緒になりたいだけで…。だからもっと千秋のことを知りたいし、私のことを知って欲しいの…」

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千秋「でも、こういう事する時の用意、何もしてない…」
香奈「だ、大丈夫、だからさ…」
千秋「大丈夫じゃねえよ! 俺、ちょっと買ってくるから!」
香奈「違うの! 今日…、家出て来る時、ウチの母さんが持ってけって…」

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千秋「じゃあ、もう準備はOKってことで…」
香奈「ねえ…、千秋…、好き」 千秋「俺も好きだよ、香奈…」

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母「ねえ、千秋。香奈ちゃんにお菓子…。おおっと!! これは失敬っ。お茶菓子置いとくから終わったら食べてね〜」
「お姉ちゃ~ん♫ 二階上がっちゃダメよ~♫」

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千秋「…ゴメン」 香奈「ううん…、ウチも似たようなもんだから」
千秋「まだ続きやれる?」 香奈「うん…、大丈夫」

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母「ちゃんと避妊してる?♫ あたしの貸したげ…」
千秋「母ちゃんんっっ!!!!』

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怖いのか、小僧! ワレハチアキ。ホコリタカキ、ケイコトマナブノコ!
こういうことを言い出すから、夫婦漫才になっちゃう(笑)

真剣になっても、いつものコメディがラブコメディに変わるだけ。
この後、どうなったんだろう。気まずいよね…
母ちゃんが外で聞き耳立てていそうで怖い(笑)

確かめてみよう

梶「うるせーよ! 別にキスくらい初めてじゃねーんだよ! そんなんで女落とせると思ってんじゃ…」

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赤木「じゃあ、どうしてほしいんだい?」
梶「だ、だから…、なんで私が…、その…」

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梶「大体お前、私の事好きでもねーだろ!」
赤木「そんなことないけど」
梶「嘘つけ! 私のこと、何も知らねーくせに」
赤木「まあ確かに余り知らないね」「学校で見てたこと以外は」

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赤木「この間のは偶然じゃない。前から興味があったんだ」
梶「言えばヤラせて貰えると思ったのか?」
赤木「うん、梶さんは誰にでも声掛けられたら寝ちゃう子なんじゃないかと思ったんだ」「で、実際その通りだった。軽い男だったら放っとかないよ」「まあ、僕の好みとしてはちょっと肉が足りないけど…」
梶「やっぱな! 生徒会長とか言っても、頭の中はドスケベだもんな!」

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赤木「確かに僕も梶さんと寝られるなら寝たい!」「だから他の男に盗られる前に僕が梶さんを奪いたかった」
梶「うるせえよ! だってお前…、私みたいな奴、なんで…」

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赤木「多分…、好きだから」
梶「…た、多分ってなんだよ!」
赤木「わからないんだよ。人を好きになったことがないからね」「でもこれが恋じゃないならなんだって言うのさ?」
梶「知るかよ! そんなの!」

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赤木「確かめてみようよ。もちろん梶さんが良ければだよ」

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赤木「無理に縛ったりしない」 梶「…わ、私は…」

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赤木「どうする? 付き合う?」 梶「い…、いや…、でも私は…」

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赤木「私は?」 梶「…いや…、だから」

赤木「うん、って言って」

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「純情派不良少女」と「ド変態生徒会長」
予想以上の直球を投げてくる赤木君。戸惑う梶さんがとても可愛い。

梶さんはきっとメロメロになるんだろうなぁ。

返事

  返事を先延ばしにしたままもう数ヶ月…。そろそろ返事をしないと…

皆川「で? 返事くれるの?」
古屋「皆川さんて…、遊びなのか本気なのかわかんないんだよ」

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皆川「ゴメンゴメン。じゃあ今度こそ真面目に聞くわ。どうするの?」
古屋「だから…、それは』

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皆川「付き合わないのね、わかったわ。古屋くんにその気がないなら…」
古屋「ああ、いや! 別にその気がないとかじゃなくて…、返事を言うとなると…、その…」
皆川「私には古屋くんの方が遊びか本気かわからないわ…」
古屋「あの! そういう意味じゃ…』

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皆川「良いの、諦めるわ。授業も始まるから…。じゃあね」

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古屋  ええっ!? まさかあんなあっさり諦めるなんて…。いや、待てよ? これも皆川さんの演技で、本当は僕を引き止めるのを待ってるんじゃ…? 

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古屋  バカかっ! 僕が悪いんだ…、あんなに返事待たせといて。とにかく後でもう一度話そう。皆川さんだって少しは未練とか… 

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古屋  違う…、これ諦めたんじゃなくて冷めたんだ。そりゃそうだよな…、こんな優柔不断な奴…

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皆川  何ジロジロみてるの?
古屋  え…なんで分かったの!? っていうか皆川さん怒ってるんじゃあ…?

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古屋  もぅっっっ!!!

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皆川  冗談よ。ちょっといじわるしたくなっただけ。別に返事は急いでないし

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皆川  それに…
    やっぱりなんでもない…(笑)
    (良かった…ちゃんと見ててくれて)

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こちらは変化球を投げてばかりの皆川さん。
警戒していると、ふいに来る打ちごろのボールに戸惑う古屋君。

皆川さんのニマニマ笑顔はいつも素敵。
ほたるちゃんはもう出ないのかな…

君は輝いている

  友だちからラブレターを託された。届け先は…

菅原「手紙!? 俺に?」
高野「うん」
菅原「…ありがとう。高野からこういうのくれるなんて…」
高野「ううん、それ吉永さんからなの」

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高野「それで、あの…、出来れば返事を聞かせてほしいって」
菅原「気にすんなよ。こういう時、一番気を使うのって高野の方だもんな」
高野「菅原くんって…、ホントに良い人だね」
菅原「吉永にはゴメンて伝えてくれる? 俺も好きな人、いるから」

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高野「そうなんだ。告白しないの?」
菅原「一応、したんだけど。気付いて貰えなかったんだ」
高野「そんなことってあるんだね…。もう一度しないの?」

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菅原「いやあ、俺その人にとって、ただの良い人らしいから」
高野「その人…私に似てるね」
菅原「じゃあ、高野だったら…、俺に告白されたらどうする?」

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高野「無理だよ、やだなあ。私、そういうのよくわからないし。私と付き合っても楽しくないよ」
菅原「俺の好きな人も同じこと言いそう」
高野「そうなんだ。何かめんどくさいね」
菅原「どうしたら良いんだろうね…」

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高野「ちょっとくらい強引な方が良いのかもね。抱いてみるとか」「ドラマとかでよくあるでしょ? 抱きしめて、好きだっ!って想い伝えるやつ」
菅原「それ…、高野がやられたら困らないの?」
高野「もちろん困るよ。引くと思う」

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高野「でも…菅原くん、良い人だから…私だったら許すかな」「参考になった?」

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高野「そろそろ帰ろうか」
菅原「えっ!?」高野「テスト勉強しなくっちゃ」

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菅原「俺さ、もう告白するの諦めることにした…。恋愛対象にならない人にされても困るだけだし、高野だって俺にされても困るだけでしょ?」
高野「でも…、菅原くんの好きな人と私は違うし…」

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菅原「高野が困るって言うなら…、多分ダメだ」
高野「…私、余計なこと言ったかな?」

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菅原「んーんっ、すごい参考になった。あー、吉永への返事だけどさ。明日、俺からゴメンって言うよ」
高野「いいの?」

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菅原「人づてだけど、ちゃんと告白した勇気に応えたい」「じゃ、テスト頑張ろうな」
高野「あ、うん…」

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  菅原くんは優しくて本当に良い人だよ。

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        私だったら…          〈好きだっ!〉

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  そんなこと…、あるはずないけど…

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自意識がとても低く、自分のことに置き換えてみることがない。
仮に置き換えても自分には起こりえないと思ってしまう。
自分への好意をすべて「親切」だと思ってしまう…

「俺の好きな人も同じこと言いそう」
   「そうなんだ。何かめんどくさいね」
「どうしたら良いんだろうね…」

   「でも…、菅原くんの好きな人と私は違うし…」
「高野が困るって言うなら…、多分ダメだ」
   「…私、余計なこと言ったかな?」

菅原君×高野さんのストーリーは相手に気持ちが伝わらないもどかしさで何とも言えない気持ちになってしまいます。正直つらい…

4話までに出てきた他の登場人物は、取り敢えず相手に気持ちは伝わっているので尚更かも知れません。
  但し、香取先輩は除く(笑)

 

「月がきれい」 14.5話 創作

茜ちゃんが川越から引っ越してもうすぐ4ヶ月。
LINEもあるし、時々電話もしている。


最近の心配事は彼女のまわりにいるだろう男子のこと。

同じクラスの男子と仲良かったりするんだろうか…
部活の男子とはどうなんだろうか…

一度、学校の様子を尋ねて、身近な男子のことをそれとなく聞いたことがある。
「大丈夫だから」茜ちゃんは笑顔でそう言った。

「わかってはいるんだけど、やっぱりなぁ」つい口に出してしまう

去年はお金もなかったし、付き合っていることを秘密にしていた時は二人っきりになることも大変だった。そんな不自由ばかりだったけど、いま思うと毎日会える日常が凄く贅沢なことだったと感じる。
高校生になってアルバイトもしているし多少の遠出も許される。だからこそ会いたい時に会えないのが余計辛い。


「茜ちゃんもあの時こんな気持ちだったのかな…」
急に引越の前日のことを思い出す。

 

ある土曜日のLINE。

        「部活終わった?」
「終わったよ、もう疲れた〜」
        「大丈夫(笑)」
「うん平気! 小太郎くんは?」
        「いまバイトの休憩中」
「そっか。頑張ってね」
        「でも明日逢えるから気合い入ってるよ!」
「私も!それに初めて行くモールだからすごく楽しみ」
        「俺も! じゃそろそろ戻らなきゃ」
「無理しないでね」
        「了解!」

なかなか逢えない時はたわいない、ちょっとしたやり取りでも嬉しい。

翌日の日曜、今回は茜ちゃんの意見も尊重して川越と市川の中間位の場所にあるショッピングモールで遊ぶことにした。
ここならお互い1時間位で着くし、その分長く一緒にいられる。お店を色々まわりながら、逢えなかった二週間の出来事を話す。

洋服を見たり、浴衣を売っているお店で小物を見たり、スポーツ店ではシューズを物色しながら自分に特徴や機能を説明してくれる。
そして次に本屋さんに立ち寄って、いま人気の作家を茜ちゃんに教えたりする。

「小太郎くん。会って話をするって、凄くいいね」
「やっぱり直接話をするのって、LINEとか電話とは全然違うから」
「こうして手も、繋げるし…」
「だね」(笑)
「抱きついたりもできるし…」(笑)
   急にからだを寄せてくる茜ちゃん
「うぁっ、ビックリした」(笑)

知ってる人がいないので、彼女も凄くリラックスしているのがわかる。ずっと手を繋ぎないでいても人目が気にならない。

いつの間にか1時を過ぎていたのでフードコートでお昼ご飯。
どうしてもモヤモヤする気持ちを抑えきれずに、クラスとか部活の男子のことを思い切って聞いてみる。

「うん…、でも私、小太郎くんが大好きだから。心配ばかりさせて、ゴメンね」
「いや、俺の勝手なヤキモチだから。こっちこそゴメン」

ふたりしてちょっと照れ笑い

そのあと飲み物を買って、外の景色が見えるベンチに座る。
彼女が「私のどこが好きになったの…」と聞いてきた。

体育祭の時、全力で走っている姿に見とれたこと。そしてリレーを見ずに用具室でマスコットを探していたことを話した。

去年のことを思い出す。彼女の大切なものだと知って、午後の応援そっちのけで探したんだった…
探したと言うのが何だか恥ずかしくて「用具室で拾った」と言ったんだっけ…

その時の茜ちゃんは嬉しかったのか、何だか凄く早口で、恥ずかしいけど走るのが好きなこと、失敗ばかりで駄目なことを喋ってくれた。

あんなにカッコ良く走れてキレイなのに…
本当はもっと良いことを言って励まそうと思ったんだけど、結局上手く言葉にできなかった…

あの時の気持ち、ちゃんと彼女に伝わってたかな…

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「ありがとう、小太郎くん。そんな時から私のこと助けてくれてたんだね」

泣きそうになる茜ちゃんをなだめながら、今度は逆に自分のどこが好きになったのか聞いてみた。

「忘れちゃった」と言うなり、ほっぺたにキスしてきた彼女。
ビックリして振り向くと悪戯っぽく微笑んでいる。

もたれかかる彼女を感じながら、人を好きになる理由なんて本当は何でも良いんだと思う。

  初めて同じクラスになったこと
  彼女からLINEを教えてくれたこと
  神社に訪ねてきてくれたこと
  告白して、返事をもらえたこと
  泣かせてしまったこともあった
  そして彼女の乗る電車を追いかけ叫んだこと

いま考えると全てが偶然の積み重ね。

「小太郎くん、大好き」
「俺も、大好き」
「でもたぶん私の方が好きだから」(笑)
「俺はもっと好き」(笑)

少しでも行き違いがあったら…
そして先に告白していなかったら…
いまこうしていることも無かったかも知れない。

  好きな人が自分を好きになってくれる…。

本当に奇跡だと思う、いまはこの奇跡を信じよう。

「また小説を投稿するから…、読んでもらえるかな」
「ホントに、すごい。もちろん読むね」

「茜ちゃんも陸上頑張って、応援しているから」
「また試合の時、神頼みもしてくれる?」
「うん、いっぱい神頼みする!」

「あとで夏休みの予定も考えようか」
「いいね、どこへ遊びに行く?」

いつの間にかモヤモヤする気持ちも消えていた。
茜ちゃんのことが大好きな自分がいる。だから今は彼女のことをもっと応援しよう。
きっとその先は未来に繫がっているのだから。

…14.5話 終わり

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茜視点の14話が書き足りなかったので、今度は小太郎視点で書いて見ました。

「徒然チルドレン」 3話 至近距離恋愛 感想

近距離恋愛

香奈「変だと思ったよ、千秋って手も握ろうとしないし。でも普段親友みたいだったから恥ずかしいのかなって…」

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香奈「別にそれでも良かったよ…。近くで千秋を感じてたから…。でも、私たちの距離って近いだけで…少しも届いて無かったんだね」

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千秋「ちげーよ、俺も彼氏のつもりになることはあったよ。でもお前の気持ち、わかんねえから黙ってた…」「俺、お前のこと…好きだ。ちゃんと付き合おう!」

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香奈「メール送りまくるよ」 千秋「ああ、送れ」
香奈「また殴ってもいいの」 千秋「ああ、殴れ」
香奈「そっか、エヘッ、エヘヘヘ」

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千秋「だから俺と…、またコントしてくれ」
香奈「なんでやねん!」

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あまりにも気が合いすぎるふたりの関係。一体なにが本音でコントなのか…
仲が良すぎる友だち関係だと恋人になるのも難しいのかも…

先輩殺す

香取「もしかして失恋? あれぇ…」

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香取「あれぇ、ごめん。悪いこと聞いちゃった?」(キラッ)

香取「でも、お前のココ。泣いてっぞ」(キラッ)

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香取「好きなだけ殴れよ。でもホントに殴りたいのは自分自身じゃないのか?」(キラッ)

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香取「ごっめーん。まさか俺にホレちゃった? まっぶしくてごっめーん」(キラッ)

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うぜぇ(笑)これって告白でも恋愛でもないんだけど(笑)

恋はカッコ悪い

山根「べべべべ便器ぃ?違う、元気ぃぃぃ?」(汗)

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栗原「あの…、そんなに見られると…」

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栗原「山根さんのこと、実は毎朝バスで見かけてたんです。良くお年寄りに席を譲ってますよね」

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山根「たまには良いことをしないとっ…。ほら、ぼく存在が変質者だからさっ」(汗)
栗原「でも、私を助けてくれた時の山根さんは…、その…」

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栗原「…あの…」「もし良かったら…」「付き合って…」

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山根「ドリンクバー追加で!」(汗)

そこで終わるかっ(笑)
死んだ魚の目をしている山根君、どんだけ挙動不審(笑)
でも好きな女の子のために痴漢を撃退するんだから本当は勇気がある。
それにしても栗原さんてマジ天使なんですけど。

掃除当番

菅原「あの…、変な意味とかないから。むしろ高野が気にしたならゴメン」
高野「ううん、私も気づかなくてゴメン。私…、どうしたらいい?」

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高野「ううん、気を使わなくていいよ。私のこと、気になったから手伝ってくれたんでしょ?」
菅原「あっ、うん…。本当は高野のこと、気になってた」

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菅原「高野はその…、どうしたいと思ってるの?」
高野「もっと上手になりたい…」
菅原「上手って…、え?」

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高野「だから、その…。もっと、キレイになれるように」
菅原「俺は…、いまのままで充分キレイだと思う!」

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高野「そうなの? じゃあどうしたら…」
菅原「だから俺は高野に…。いや俺が急ぎすぎたのかも知れない。」「ゆっくりでいいから、俺待ってる!」

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高野「ゴメン。私遅かったんだね」
菅原「そんなことないって! ホント、俺がせっかちなだけで…。今日は俺の気持ち伝わっただけでホント嬉しいから」

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高野「ありがとう。私も早くできるようにするよ、掃除」

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菅原「んーそう、それ! 掃除ね。ははっ、はは…」

 

やはり恋は成就手前が一番面白い。
何だかムズかゆくて、ドキドキして、やるせない。
そして気がつくと手のひらに変な汗をかいている(笑)

好きな人に「好き」と伝える。ただそれだけのことなのに、勘違い、自信がない、ニブい、すれ違い…。 相手に伝わらない原因は様々だけど、とにかく一生懸命伝えようとする姿に悶え苦しんでます。

まいったな。登場人物たち、全てが好きになってます。
その中でも高野さんが最高!

高野さんも菅原君のこと「話したことがない」から「最近少し話すようになった」に変わっている。菅原君の気持ちが伝わるのはまだ難しそうだけどガンバレ(笑)

恋はあせらず♪

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徒然チルドレン カンバッジ 高野千鶴

徒然チルドレン カンバッジ 高野千鶴

 
徒然チルドレン カンバッジ 菅原卓郎

徒然チルドレン カンバッジ 菅原卓郎