「徒然チルドレン」 7話 全部熱のせい 感想
罠
最近お兄ちゃんがニヤニヤしてる
多分…女だ
お兄ちゃんをたぶらかす悪女め…、懲らしめてくれるわ!
ほたるちゃんね!
あのこと? なにか怒らせることしたのかな。まあこの女ならありそう
求める? なにを? ノートでも借りたのかな?
良くわかんないけど、とりあえずキレとこう
初めて? なにが?
お兄ちゃんから求めてこの女に初めてだったこと?
ほたる「あっ!もしかして!」
やっぱり、わかってないのね。
ほたる「ほーらやっぱり! こないだ帰りが遅いと思ったらこの女と」
ほたる「はぁぁぁぁぁ?」
寝たって…、お昼寝でもしたのかな?
デートで昼寝って…、お兄ちゃん変わってるな
そういうことかぁぁぁぁぁ!
で、でででで…でも! 子どもってそういうことしないと出来ないし…
お兄ちゃんに限ってそんな…
古谷君としか寝・て・な・い・わ
「う、嘘だ…、こんなの! まだ高校生なのに…」
古屋「あれ?ほたる、人の部屋で何やってんの?」
ほたる「お母さぁぁん! お兄ちゃんが子どもつくったぁぁぁぁぁぁ!」
古屋「ほたる!!」
家族会議決定(笑)
高木生徒会長に劣らない手練れの皆川さん。
古屋君、結局はまんざらでもないわけだ。付き合うって返事はしてないけど。
聞かせてよ
クラスの女子と付き合うことにした
付き合ってみると大切にしたいという気になってくる
だが…どうして良いかわからん
上根「剛田くんの気持ちは解ってるつもりなんだけど…ハッキリ言って欲しいな~って」
上根「私のこと…好きって」
上根「ゴメンね、めんどくさいよね…こういうの」
上根「だって…自分でもバカみたいって思うけど、言って欲しいんだもん」
剛田「わかった、上根。すまなかったな…、確かに今まであまり気持ちを口に出さなかったかも知れない。これからもっと気を付けよう」
上根「…いや、これからじゃなくてね」
剛田「ん? 俺、なにか勘違いしてるか?」
「上根! なにかして欲しいことはあるか?」
上根「えーっと…。えーっと…」
剛田「今度一緒にどこか行くか。こういう言い方はむずかゆいが、初デートということで」
上根「違うの! デートに行きたい訳じゃないの!」
上根「いま剛田くんの口から「好き」って言って欲しいだけなの!」
五剛田「何故だ!?」
剛田「だって剛田くん、まだ一度も言ってくれてないでしょ」
上根「そ、そうだったか…?」
剛田「デートも嬉しいけど、それでも言葉で聞きたいの」
上根「でも…、もう良い」「だってこれじゃあ…、ただ言わせてるだけだから。ゴメンね。なんか…、めんどくさいこと言っちゃって」
上根「ところでさっきのデートの話どうし…」
剛田「好きだ上根。上根…、俺はお前が好きだっ!」
剛田「今更なにを言っても言わされた感じになるが…、好きだっ!」
剛田「本当に! 心の底から好きだ! 好きだっ!」
剛田「すまない…、もっと早く言うべきだった。俺が鈍いせいで…」
剛田「お、どうした? 真っ赤だぞ! 怒ってるのか?」
剛田君はあいかわらず鈍い? でも何となく上手くいっているふたり。
上根さんは欲求が止まらなくなりそうで、ちょっと怖いかも。
アドバイス
メールの行き違いで気まずいことになった
絶対まずいよこれ…
あの後のメール読んでくれたかな…、もう一回送ろうかな
いや! メールに頼らず直接言うべきだよな…
でも話聞いてくれねえし…、どうしたら
香取「わりっ! つい気になっちゃって」
高瀬「気になったって…、何がですか?」
香取「んー。俺バカだから上手く言えねーけど、いまの君、昔の俺にそっくりだったからさっ」
なんだこの人…どこかで会ったことあるっけ?
香取「女だろ?見ればわかるぜっ」
ズキュン
香取「言ったろ、君は俺に似てるって。俺も散々女を泣かせてきたからサ☆」
高瀬「いや…、俺そんなに泣かせてないです…」
香取「でも泣かせたんだろ? 一番泣かせちゃいけない奴を」
ズキューン
この人に相談したらもしかして…
香取「もしかして俺のこと…、恋愛マスターだと思ってる?」「アタリ」
香取「君を見てると思い出すよ。雨に濡れて震えてた自分のことをさ」
高瀬「じゃあどうしたら…、向こうは俺と話もしてくれないのに」
香取「わっかんねっ! 俺バカだから全然わっかんねっ!」
香取「今すぐ走ってって、そいつを抱きしめてやるくらいしか、俺にはわっかんねっ」
ドッキューン
高瀬「なんか…、そう言われたらそんな気がします!」
香取「じゃあこんなとこでグズグズしてる暇、ないんじゃない?」
高瀬「あの! 色々アドバイスしてくれて…、ありがとうございます」
香取「アドバイス? なにそれ? 俺はただ、自分の話をしただけだぜ。恋愛マスターなんて呼ばれてるバカ野郎の話をさっ」
高瀬「先輩…」
香取「ほら、さっさと行ってやれよ。彼女帰っちまうぜ」
高瀬「は、はい!」
高瀬「あ、そうだ!最後に先輩の名前を…」
高瀬「せ、先輩っっっっっっ!」
See you!
女の子だけじゃなく男までハートを打ち抜く恋愛マスター(笑)
最初はウザい人だったけど、いまでは…
やっぱりウザいけどね。
全部熱のせい
最近なんだかボーっとする
授業中も気付いたら変なとこ見てるし…
あと少し…胸も苦しい
吉永「ちーちゃん、大丈夫? 最近変だよ。具合でも悪いの?」
高野「…多分、風邪」
何故だかわからないけど、菅原くんのことが頭を過ぎる。
こんなの初めて…本当に風邪なのかな?
高野「失礼します」
あ…、動悸強くなってきた、風邪だわ
菅原「高野…。どうしたの」
高野「うん、なんか熱っぽくて。菅原君はケガ?」
菅原「部活でちょっと…」
高野「保険の先生は…」
菅原「さっきどっか行ったけど…」
高野「そうなんだ…」
菅原「おう…」
高野「あ、あのサッカー部大丈夫?」
菅原「あ、うん。まあ」
なに言ってるんだろ、私…これじゃ全然会話続かないよ。
頭もボーっとするし、もっと話題考えなきゃ
菅原「なあ高野。熱かなんか測りに来たんじゃないの?」
高野「そうだった…、やっぱり熱あるのかも」
菅原「だ、大丈夫かよ…、じゃあ俺、部活戻るから」
高野「あ、待って」
菅原「え…、なに?」
高野「…わかんない」「あ、違うの。体温計の場所、わかんなくて…」
菅原「ああ、なんだよ。ビックリした」「真っ赤な顔で言われるから、ちょっとドキッとしたじゃん」
高野「…嘘、私そんなに顔赤い?」
菅原「まあいつもに比べたらね」
高野「…でもそういうわけじゃ」
菅原「わかってるって。高野は恋とかしないもんな…」
菅原「それ、最新式だから5秒で測れるらしいよ。熱ないと良いな」
でも…熱がなかったらどうしよう
もし熱がなかったら…
これってなんなの……
平熱…
高野「やっぱりちょっと熱があるみたい」
菅原「マジで! 早く帰った方が良いよ」「あ…じゃあ俺、部活行くから。お大事にな!」
高野「ありがとう…」
熱じゃないなら…。なんなんだろう?
あぁ、もどかしくて死にそう…
高野さんと菅原くんの組み合わせは見ていてつらい。
ようやく「好き」って気持ちに気がつきそうなのに、菅原くんは半ば諦め。
あぁぁ!それが恋なんだと画面に向かって叫びたい!