「月がきれい」4話 通り雨 感想
太宰無用の修学旅行
小太郎の「つき…、あって」に対する茜の返事は
「つきあうって、良くわからない…。もうすこし待って」。
心のもやもやが、好きという気持ちなのかもわからない茜。当然の返事ですね。
中学の修学旅行、テンション上がりますね〜。
しかし旅行中にスマホ禁止は一般的なのでしょうか?持たせた方が生徒にとっても先生にとっても安心な気がしますが。
4話はすれ違いを上手くまとめた話でした。
就寝時間後、茜たちは恋バナ中。心咲たちに「気になる人はいる」と言ったとたんに「比良?」とまたもや勝手にくっつけられそうになって否定する茜。
小太郎がスマホを没収されたため、LINEでの自由時間の待ち合わせ指定も中途半端なまま。
翌日の自由時間、美羽の執拗なツッコミをかわし、待ち合わせ場所に走る茜。
(心咲ちゃん、意外と空気が読める良い子)
小太郎も向かうが土井丸百貨店はでかい。いま一歩のところですれ違うふたりの緊張感が良いですね。
そして急な雨
連絡ないし…
付きあってないし…
返事もしてないし…
来ないかも、しれないし…
(不安げな四連発)
焦る小太郎はちょうど見かけた千夏に思い切って声を掛けます。お土産を選んでいるときの小太郎と茜の態度から、何となく察しっていた千夏は茜に電話。
小太郎が話すと
えっ、なんで…
意味わかんない、待っていたのに…
いまどこ…
今まで聞いたことのない茜の不機嫌な声。
ようやく出会えたふたり。
遅いし…
勝手に待ち合わせ決めて、行ったらいないし…
雨降るし!
ケータイ繫がらないし!
(いらだち四連発)
何で千夏のケータイ…。仲良いよね…なんか
何でもない!
わかんない!
わかんないけど、全然話せないし…
もっとしゃべりたい…、安曇君と…
怒っている途中で、その理由がもっと小太郎としゃべりたいという気持だと気がつき、それが「好きという気持ち」なのかなと気がついたのでしょうか。
小太郎の「それって、返事…」に、「うん…」と答える茜が可愛すぎです。
ふたりの心に降った雨もいつの間にか止みました。
茜は緊張するから人付き合いが苦手なのか、それとも本当は人付き合いが苦手だから緊張するのか…。なかなか別行動を取ることができなかったのは、人に嫌われたくない気持ちが大きいからかもしれませんね。
謝ることしか出来ない小太郎に、結構容赦ない言葉の数々。
家族や陸上部以外の人に自分の素を見せることができた茜。
それはもう小太郎が好きってことですから。
心咲と美羽
小太郎との待ち合わせ場所に行きたいけれど心咲と美羽に別行動したいともはっきり言えない茜。
茜が席を外したとき、心咲と美羽は「デート?」「何で隠すんだろう?」「友だちなのにね」と話しているのできちんと話せば別行動できたはず。(でも茜にはちょっと無理か。そのあと美羽の執拗な追究されるだろうし…)
最終的には心咲の「かわいそう、別行動しよう」で茜は救われます。
(心咲、良い子だ。美羽、単に空気を読まないのか…。それともすべてお見通しなのか)
千夏と葵
クラスは別なのにふたりで自由行動。茜もはじめから合流すれば良かった…。そうすれば小太郎と約束ができても上手く別行動とれそうだったのに。
比良君
太宰と同じく、出番なし(笑)