「月がきれい」7話 惜しみなく愛は奪う 感想
愛を与えられた人、愛を奪われた人
小太郎も茜も視聴者も、いままでのフラストレーションが一気に解消した7話。
本作品、中盤の見せ場でした。
千夏の提案で東京ドームシティに遊びにきた9人。
はたして千夏は小太郎に告白して「ちゃんと諦めたいから」を実践できるのか。そして比良は…
もうこのシーンを見たらストーリーなんてどうでもいいや(笑)
茜と千夏
このふたりの出会いを想像してみました。
中学に入学してすぐ陸上部に入部した茜と千夏。
千夏は持ち前のおおらかな性格で茜とすぐに友だちになります。さらに千夏に引っ張られて、クールな葵や男子部員らともすぐに仲良しに。そして体育祭での比良との会話ように自然な対応も千夏がいたからこそ。
千夏がいなかったらいずれ仲良くなれたとしても、もっと時間が必要だったかもしれません。
そう考えると茜にとって千夏は友だちの中でも特別な存在なのでしょう。
(もしかしたら小学生の時の心咲も同じような存在だったかも)
ならば、千夏に同じ人を好きだと言われたショックも想像以上に大きかったはず。
「わたし、告白して良い? ちゃんと諦めたいから」と言われた茜は、おそらく告白することを了承しました。(と言うか断れなかった…)
でも告白すべき小太郎が、先に茜と付き合っていることを宣言してしまったため、千夏の願いは叶いません(さすがにその宣言のあとでは小太郎に告白できないですよね)
茜は特別な友だちである千夏の願いを間接的に壊してしまったこと。でも小太郎君を好きになられるのは困ること。様々な気持ちが罪悪感に繋がり、ラストの「ごめん」というひと言になったと思います。
比良から見た小太郎
比良は陸上部部長。面倒見も良さそうだし、紳士的だしカッコイイ。同じ陸上部の茜とはとてもお似合い。みんなからもそう思われて、体育祭、修学旅行、そして今回も積極的にくっつけようとされます。比良もおそらく茜に相応しいのは自分、告白すれば断られることはないと思っていたでしょう。
故意か偶然か、はぐれたことをきっかけに告白する気まんまんです。
比良からしてみると、(えっと…誰だっけ?)程度の認識しかなかった小太郎。
彼から「彼女だから…、付き合ってんだ、俺たち」と言われても何のことかしばらくわからなかったでしょう。
「マジで」と尋ねると、顔を赤らめながら小さく「うん」とうなずく茜(可愛いい)
そのあと小さく「うぁ」と声にならない言葉を発してようやく現実を直視。
比良がみんなと合流してからシーンは何度見ても飽きないですね(笑)
ろまん君の「うん、そだよ」という顔が、ドヤ顔にみえてしまう。
しかしドームシティに遊びに来たメンバーの内、心咲、金子、節子、永原、ろまんの5人は小太郎とクラスメートです。
ろまん以外の誰も小太郎と茜が付き合っていることに気がつかなかった…。これってカースト上位者は上位者にしか目が向いていないということなのでしょうね。
付き合っていることをバラしちゃった小太郎。
付きバレも嬉しいし、小太郎が比良に対して「彼女だから」と言ってくれたことも嬉しい。茜のフラストレーションをいっきに解消。
嬉しすぎて少し変顔になっている茜(可愛い)
茜「みんなに言っとくね」(可愛い)
茜「一緒に食事するの、初めて」(可愛い)
茜「もう、びしょぬれぇ(笑顔)」(可愛い)
お化け屋敷に入りたい(可愛い)
スカイフラワーも楽しい(可愛い)
茜「もっと寄って」「じゃ、撮るね」(可愛い)
茜「付き合ってるって感じ?」(可愛い)
茜「…」(可愛い)
チュウを邪魔されたのに、この笑顔。少し前ならお互いに赤くなっていたはず…
付きバレして、肩の荷が下りて、こんなにも自然になれたふたり。
思いっきりデートできて良かった。
そしてふたりの幸せに太宰は無用でした(笑)
千夏ちゃん
とにかく攻めます「コタァ、コタコタコタコタ」(笑)
でも泣くほどまでに小太郎が好きだったのか…
あと当初、比良を入れた四人で来る計画だったよね。策士だよね…
比良君
「全然大丈夫だから」(強がり)
一同
「全然知らなかったぁ…」
「ちょっと、ろまん、知ってた? いつから、いつから、いつから」(笑)
ろまん君
体育祭の時、小太郎の顔が赤くなるのを見てました。その時から「なぁ〜んとなく」?
幼女のお母さん
「こっち来なさい!」がとてもリアル。声だけの出演でした(笑)