カピバラの備忘録

アニメと音楽と読書など。少し自分の考えをまとめて見たい気分になりました

「月がきれい」6話 走れメロス 感想

メロスは友のために走る。茜は誰のために…

「会いたい」
「わたしも」

 

頑張っても上手く行かなかったとき、好きな人の存在が大きな力になる。
放課後、部室に向かう茜は千夏のLINEが気になって少しそわそわ。千夏はそんなこと全く気にしていない様子。茜と葵のアイスを「ひとくち頂戴〜」といつものまま。

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一方の小太郎は「恋と革命」のために生きていくつもりのようです(笑)


朝の図書室で待ち合わせたふたり。

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小太郎は出版社から呼び出しを受けたこと、そのため大会の応援に行けなくなったことを茜に伝えます。
小太郎のことを喜び応援する茜。

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そして「いいよ、全然」と明るく振る舞う茜ですけど、本当は緊張するから応援には来てもらいたくなかったのかも…。
まるで自分のことのように喜ぶ茜。でも千夏のLINEのことは「大丈夫、また今度」と小太郎には相談しません。

「一緒にがんばろう」と指切り、そのあと赤くなるふたり。

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いよいよ当日。LINEでお互いを応援しながらそれぞれの目的地へ。
挿入歌「3月9日」をバックにした演出がいいですね。

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ただ、結果は散々。
小太郎は担当編集者に純文学の才能が無いと言われ、ラノベへの転向を進められます。追い打ちをかけるように、母親から出版社から呼び出しを受けて行ったことを強く叱責されます。

茜も本番直前に千夏から、この前のLINEについて話しかけられ小太郎と付き合っていることを打ち明けます。

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茜「わたし…、付き合って、いる…。安曇くんと…」
千夏「知ってる。わかるよ、そんなの、友だちだし」「言ってくれてありがとう」
茜「えっ…」

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明るく返す千夏にまたしても困惑する茜。
集中力欠いたまま望んだ試合は散々。同組の千夏にも負けてしまいます。
おまけに比良くんにまたまた残念な追い打ち。

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その夜、お互いに結果を伝えられないふたり。

小太郎「会いたい」
茜「わたしも」

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相手に結果を尋ねるのでもなく、慰めの言葉が欲しいわけでもない。
気持ちをひと言で伝える小太郎と、ひと言で返す茜。
こんな瞬間が確かに存在する、それがいまのふたりの関係です。


翌朝の図書室。
ダメだったことを言葉で報告し、もっと頑張ることを確認。
相手のためにこそ自分の好きなことを頑張る。本当に良い関係を築いてます。

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茜は陸上を、小太郎は小説の執筆を今まで以上に頑張ると約束する。


そして茜はもう一度、千夏に安曇くんのことをキチンと話します。
内心、茜に嫌われたかと思っていた千夏は安心した様子。
普通ならここで一件落着するはずなのに…。

茜の手を握りしめながら…。
「わたし、告白して良い? ちゃんと諦めたいから」

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茜ちゃん! 呆然としたのは君だけじゃない。
こっちも何が起きたのか一瞬わからなかったぞ(笑)

LINE

ふたりがそれぞれの勝負の場所に赴く時のLINE。
遠く離れていてもふたりは大丈夫。その想いが感じられます。
それはこの先、起こる出来事を暗示しているのでしょうか…

 

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小太郎の父

サバゲ部ってわけじゃないですよね。地元の猟友会に所属しているのでしょうか…

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お姉ちゃん

MURI MURI MURI ♫ SOKKO DE ZEKKO ♫ 
速攻で絶交。韻を踏んでます(笑)

茜の「だって友だちも大事」に
「友だちでいられんの?」と返すお姉ちゃん。

友だちに流されやすい茜。
ものすごくこれからが心配になります。

 

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比良君

「好きなんだ、お前楽しそうじゃん、走っているとき」


これって5話で小太郎の言葉
「俺、水野さんの走っているところ、なんか、好きっていうか…」と同じですよね。

 

同じ言葉でも心に響いたり、響かなかったり。
だんだん比良がかわいそうになってきた…

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